育毛と睡眠の関係

都会で生活している現代人の多くは、慢性的な睡眠不足に陥っていると言われます。

特に働き盛りである、20〜50代に限って言えば、睡眠時間が6時間程度という人が非常に多く、3〜5時間程度という人もかなりいます。

これは明らかに睡眠不足です。

また睡眠時間は確保しているものの、眠りが浅く、深い睡眠が得られないというケースも多くあります。

これは生活に安らぎを与える役割を担っている副交感神経の活性化を妨げてしまい、ホルモンの分泌などが極端に制限されてしまいます。

特に男性型脱毛症(AGA)の場合には、男性ホルモンの分泌の異常な変化が、脱毛の直接の原因となっています。

代表的な男性ホルモンであるテストステロンが、5α-リダクターゼと呼ばれる酵素によってジヒドロテストステロンというAGAを引き起こすホルモンへと急激に変化してしまうのです。

交感神経や副交感神経などの自律神経が活性化するのは、午後11時から午前2時くらいまでの限られた時間です。

この時間帯に睡眠を取ることができなければ、副交感神経などの働きは徐々に変調を起こすことになってしまいます。

また副交感神経は成長ホルモンの活動を活発にさせる働きもあります。

成長ホルモンは体内の栄養分を、全身にくまなく行き渡らせるという、非常に重要な仕事をしています。

そのため睡眠不足が続いたり、不規則な生活が続くと栄養分が偏ったり、不足してしまったりすることになります。

育毛の観点からいえば、遅くとも10時には夕食を終え、12時までには就寝するように心がけたいものです。

また夕食は比較的カロリーや量を少なめにして、足りない分は昼食で補うようにしましょう。